2024年6月、デジタル庁が「Trusted Webの浸透」を目的として「2025年度以降の補助金運営ではJグランツの利用を原則必須とする」と発表しました(※1)。この発表の背景には、主に2つの重要な理由があります。Jグランツ利用の理由①補助金における不正の防止一つ目は、補助金における不正の防止です。過去にはGo To Travel補助金などで多額の資金が動いた際に不正が多発した経緯があり、これを背景にJグランツの必要性が高まりました。Jグランツシステムを導入することで、KYC(Know Your Customer)とKYB(Know Your Business)を徹底し、申請者が誰であるか、どのような事業を行っているかといった正確な情報を国(デジタル庁主導)が電子的に把握できるようになります。これにより、不正を効果的に防止することが目的とされています。Jグランツは2022年頃から運用が始まり、2023年に運用テストを経て、2025年には原則必須化されるに至りました。Jグランツ利用の理由②業務効率の向上とデータ正確性の確保二つ目は、書類のデジタル化による業務効率の向上とデータ正確性の確保です。これまで郵送や手作業、押印による対応が多かった書類業務を電子化し、PDFや写真などの電子ファイルの形式でアップロードできるようにすることで、審査側の手間を大幅に削減できます。また、申請事業者自身がデータの正確性を担保できるようになるため、データ品質の向上も期待されます。これにより、審査業務のデジタル化と効率化が推進され、補助金運営全体の最適化が図られています。これらの背景から、2024年には特に新規の補助金でJグランツの利用が始まり、2025年にはその傾向がさらに拡大しています。株式会社Dashcombは、Jグランツを使った補助金電子申請フォームを作ることに長けています。団体内でのフォーム構築では「知見が足りない」「ミスが怖い」「異動時に対応できない」等の課題がありましたら、ぜひお気軽にお問合せください。(※1)Jグランツは、デジタル庁が提供する補助金申請システムです。(参考資料)オンライン化を実施する行政手続の一覧等デジタル社会の実現に向けた重点計画重点政策一覧